こんにちは、Fukoです。
SunoやUdioなどの音楽生成AIが進化し、個人でもクオリティの高い楽曲が作れるようになりました。
そうなると次に欲しくなるのが、その楽曲に合わせる「ミュージックビデオ(MV)」ですよね。
現在、動画生成AIの中でトップクラスのクオリティを誇るのが「DOMO AI」です。
しかし、導入を検討している方の中には、こんな不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
「DOMO AIって、クレジット消費が激しいって聞くけど本当?」
「1本の動画を作るのに、結局いくらかかるの?」
そこで今回は、DOMO AI(V2.4.1)の最新の消費コスト表を基に、「3分間のMVをフルAIで制作した場合、トータルで何クレジット必要なのか?」を徹底的に試算してみました。
これからDOMO AIに課金しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。知らずに使い始めると、想定外の出費になるかもしれません…。
DOMO AIの料金プラン:MVを作るならどれ?
まず、DOMO AIを始める前に必ず知っておくべきなのが料金プランです。
「とりあえず一番安いプランで…」と考えがちですが、MV制作においてはそれが**「安物買いの銭失い」**になる可能性があります。
現在の料金プラン(月額)はこちらです。(※2026年2月時点)


| プラン名 | 月額料金 | 付与クレジット | 1クレジット単価 |
| ベーシック | $9.99 (約1,500円) | 500 | $0.020 |
| スタンダード | $27.99 (約4,200円) | 1,500 | $0.019 |
| Pro | $69.99 (約10,500円) | 4,000 | $0.017(最安) |
これを見ると、「スタンダード($27.99)くらいで様子を見ようかな?」と思うのが人情ですよね。
実際、私もそうでした。
しかし、正直に言います。MVを作りたいなら「Proプラン」を強くおすすめします。
なぜ「Proプラン」一択なのか?
実は私自身、実際に3分間のMVを1本制作したところ、試行錯誤やリップシンクを含めて約1,500クレジットを一気に消費しました。
もし「スタンダードプラン(1,500クレジット)」を契約していたらどうなっていたでしょう?
たった1本の動画を作っただけで、その月のクレジットが全て消滅してしまうのです。失敗や修正の余地はほとんどありません。ましてや「ベーシック(500クレジット)」では、サビ部分を作るだけで終了です。
「安心して作品作りをするなら、実質Proプラン一択」
これが、実際に課金して使い倒した私の結論です。
DOMO AI 動画生成の基本コスト一覧
では、具体的に何にどれくらいコストがかかるのか、計算の基礎となる単価を確認しましょう。
主に「動画生成」「リップシンク(口パク)」「アップスケール(高画質化)」の3つで課金されます。
1. 動画生成コスト(V2.4.1)
クオリティ重視の「高精度」と、速度重視の「高速」でコストが異なります。
| モード | 秒数 | 消費クレジット |
| 高精度 | 5秒 | 20 |
| 10秒 | 50 | |
| 高速 | 5秒 | 7 |
| 10秒 | 15 |
※ちなみに、5秒の動画生成は現在「無料」で回数無制限というボーナスタイムが存在します(※執筆時点)。
2. リップシンク(口パク)コスト
キャラクターに歌わせるための機能です。秒数が長くなるほどコスト係数が上がります。
| 秒数 | 消費クレジット |
| 5秒 | 15 |
| 10秒 | 45 |
| 20秒 | 90 |
| 30秒 | 180 |
3. アップスケール(高画質化)コスト
生成された動画の画質を上げるための必須工程です。
| 解像度 | 消費クレジット |
| 1080p | 6 |
| 2K | 12 |
| 4K | 18 |
【徹底検証】3分間のMV制作にかかる「リアルなコスト」は?
では、ここからが本題です。
3分(180秒)の楽曲に合わせて、DOMO AIで素材を生成し、MVを完成させるまでのコストをシミュレーションします。
今回は、クオリティに妥協しない「ガチ制作プラン」で計算してみます。
【シミュレーション条件】
- 動画の長さ: 3分(180秒)
- 構成: 10秒のカット × 18本をつなぐ
- 生成モード: V2.4.1 高精度(クオリティ重視)
- リップシンク: サビ部分などで合計30秒入れたい
- 画質: YouTubeで見栄え良くしたいので「4K」仕上げ
① ベース動画の生成コスト
10秒動画(@50)を18本生成します。
しかし、AI生成は「一発OK」とは限りません。ガチャ(再生成)が必要です。ここでは平均して「3回に1回採用」と仮定します。
- 単価:50クレジット
- 本数:18本
- 試行回数:各3回(計54回生成)
50 × 18 × 3 = 2,700 クレジット
② リップシンクのコスト
30秒のリップシンクを一括で指定した場合。
180 クレジット
③ アップスケールのコスト
採用した18本の動画をすべて4Kにします。
- 単価:18クレジット
- 本数:18本
18 × 18 = 324 クレジット
💰 合計見積もり結果
| 項目 | クレジット数 |
| 動画生成(試行含む) | 2,700 |
| リップシンク | 180 |
| アップスケール | 324 |
| 合計 | 3,204 クレジット |
いかがでしょうか?
1本のMVを作るのに、約3,200クレジット消費するという計算結果が出ました。
Proプラン(4,000クレジット)であっても、これでは月に1本作り、残りですこし遊んだらもう上限です。
「月額1万円も払って、作れるのは月1〜2本だけ?」
個人クリエイターにとっては、正直かなり厳しい現実ですよね。
コストを「1/10」に抑える最適解が存在する
「やっぱりAI動画制作はお金持ちの遊びなのか…」と諦めるのはまだ早いです。
実は、先ほどの料金表をもう一度よーく見てみてください。
DOMO AIの料金設定には、ある「抜け道」のような仕様(スイートスポット)が存在します。
- 秒数による単価の上がり幅の違い
- 無料枠の徹底活用
- 解像度の選び方
これらを組み合わせ、「正しい手順」で制作フローを組むだけで、同じ3分間のMV制作コストを、3,200クレジットから約300クレジット(約10分の1)まで圧縮することが可能です。
これは決して「質を下げる」わけではありません。システムの仕様に基づいた「最適解」を選ぶだけです。
「Proプランを契約したけど、クレジットを気にせずもっと大量に作品を作りたい!」
そんな方のために、私が実践している具体的なコスト圧縮テクニックと制作ワークフローをNoteにまとめました。
【Note】DOMO AI攻略|Proプランを使い倒して3分MVを格安で作る「5秒分割メソッド」の全貌
無駄なクレジット消費を避け、浮いた予算でさらに作品を作りたい方は、ぜひチェックしてみてください。Proプラン1ヶ月分の元はすぐに取れるはずです。
ちなみの下記は、先日、SUNOとMedJourney、DOMO AIを使用して制作したMVです。
こんな感じのMVが一時間で完成するとは•••。
すごい時代になりました。
