CPUの性能を徹底比較!ノートパソコンに最適なCPUはどれ?|AMDとintel(インテル)の解説!

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目次

パソコンの全てはCPUが支えている!

風子

パソコンのCPUについてお話ししますね。

CPUは、パソコンの「頭脳」のようなもの。なんとも重要な存在です。

パソコンで行う全ての作業、たとえばネットサーフィンやメールの送受信、写真の加工など、そのすべてがCPUによって実現されています。

マウスやキーボードからの命令を受け取ったり、ハードディスクやメモリーに保存された情報を読み取ったり、それらの情報を元に計算や加工を行って、結果を画面に表示する一番重要な働きをしてくれます。

パソコンの性能は、この小さなCPUの性能に大きく左右されるので、パソコン選びの際にはCPUの性能にも注目してみてくださいね。

最近では、より高画質な4K動画の編集や大規模な3Dゲームなど、高度な処理能力を必要とするソフトウェアが増えてきました。それに対応するため、CPUの性能も大幅に進化しています。

具体的な内容としては、マルチコアという技術があります。これは、1つのCPUの中に複数の「コア」を搭載するもので、複数の仕事を同時にこなすことができるので、全体の処理速度が上がるんです。

なんだか、一人で二人分、三人分の仕事をこなすスーパーマンみたいですよね。

さらに、マルチスレッディングという技術もあります。これは1つのコアを、まるで2つのコアのように動作させる技術です。

これにより、一つのコアが複数の作業を同時に行うことが可能となり、更に効率的な処理が可能となります。これもまた、一人で複数の役割をこなす、というイメージに近いかもしれませんね。

これらの技術の進化により、CPUの性能は日々向上しています。

そのため、新しいソフトウェアをスムーズに動かしたい場合や、より高速な処理が必要な場合には、性能の高いCPUを検討すると良いでしょう。

新しいパソコンを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

主なCPUメーカーとラインアップ

パソコンの「頭脳」、CPUを作っているメーカーとしては、intel(インテル)とAMDという2社が特に知られています。これらの2社が作るCPUは、世界のパソコンの多くで使われているんですよ。

intel(インテル)は「Core i」(コア アイ)シリーズという、非常にパワフルなCPUを作っています。これまではこのintel(インテル)が、ほとんどのパソコンで使われるCPUを作っていたんです。

しかし、最近ではAMDというメーカーが「Ryzen」(ライゼン)シリーズというCPUを作って、なかでも自作PCユーザーたちの間で大人気になっています。

この「Ryzen」(ライゼン)シリーズは、intel(インテル)の「Core i」(コア アイ)シリーズと同等以上の性能を持ちつつ、価格は抑えられているんです。

そのため、コスパを重視する方々から非常に支持を受けています。

さらに、最近ではノートPCにも「Ryzen」が採用されるなど、一般の方々にもその存在が広く知られるようになってきました。

AMDintel(インテル)
区分モデル名コア/スレッド数モデル名コア/スレッド数
業務用モデルRyzen Threadripper
(ライゼン スレッドリッパー)
最大64コア/128スレッドXeon
(ジーオン)
最大56コア/112スレッド
最上位モデルRyzen 9
(ライゼン ナイン)
最大16コア/32スレッドCore i9
(コア アイ ナイン)
最大16コア/24スレッド
上位モデルRyzen 7
(ライゼン セブン)
最大8コア/16スレッドCore i7
(コア アイ セブン)
最大12コア/20スレッド
中位モデルRyzen 5
(ライゼン ファイブ)
最大6コア/12スレッドCore i5
(コア アイ ファイブ)
最大10コア/16スレッド
下位モデルRyzen 3
(ライゼン スリー)
最大4コア/4スレッドCore i3
(コア アイ スリー)
最大4コア/8スレッド
廉価モデルPentium
(ペンティアム)
Celeron
(セレロン)
最大4コア/4スレッド

AMD

AMDの進化 「Athlon」から「Ryzen」へ|高性能&高コスパCPU

AMD(Advanced Micro Devices, Inc.)は、アメリカに本社を置く会社で、主にコンピュータの「頭脳」であるマイクロプロセッサ(CPU)、パソコンの映像を美しく表示するグラフィックスプロセッサ(GPU)、そしてその他の関連技術を作っています。

1972年に設立されたAMDは、初めは他社の製品を二次製造していました。しかし時間が経つにつれ、自分たちだけのオリジナル製品を作り始め、特に1990年代以降は、パソコンの「頭脳」であるCPUの市場で他の大手メーカーと競争する存在に!

特に2000年代に入ってからは、「Athlon」や「Opteron」シリーズというCPUを発売し、これらは性能が高く、価格も手頃というバランスの良さから、企業の大きなシステムや私たちが日常で使うパソコンにも使われるようになりました。

そして、今では「Ryzen」シリーズのCPUと「Radeon」シリーズのGPUで有名です。「Ryzen」シリーズは、パフォーマンスが高いだけでなく、お財布にも優しい価格設定となっていて、自分でパソコンを作る方やゲームを楽しむ方から大好評なんです。

AMDの製品は、その技術力と新しさから市場で高い評価を受けており、今では私たちの手元のパソコンから、ゲーム機まで、様々な場所で使われているんですよ。

AMDのラインアップ

Ryzen Threadripper

Ryzen Threadripper(ライゼン スレッドリッパー)は、AMDが製造する超ハイエンドCPUシリーズで、特に高いコア数とスレッド数を特徴としています。

その中でも、第3世代の「Ryzen Threadripper 3990X」は、64ものコアを搭載しており、4K動画編集やソフトウェアのコンパイルなど、高度なマルチスレッド処理を必要とするクリエーターやプロフェッショナルに特におすすめです。

また、特殊なCPUソケットである「sTRX4」(第1~2世代は「TR4」)が採用されています。

コア数が多いと多くのタスクを同時に処理でき、スレッド数が多いと一度に処理できるタスクの数が増えます。

これらの特徴により、Threadripperは多くの計算を同時に行う高度な作業に最適なCPUといえます。

画像参照:AMD公式HPより

Ryzen 9

Ryzen 9はAMDが提供する高性能CPUシリーズで、パワーユーザーやゲーマー、プロのクリエーターに向けた製品です。

複数の重いタスクを同時に処理する能力を持っています。

特に、プロフェッショナルレベルの動画編集、3Dモデリング、高解像度のゲームなど、高い計算能力を必要とする作業を行う方にとって、Ryzen 9は魅力的な選択肢となるでしょう。

パフォーマンスを最優先に考え、最高の体験を求めるユーザーには、Ryzen 9シリーズが最適な選択となります。

画像参照:AMD公式HPより

Ryzen 7

Ryzen 7は、AMDのCPUシリーズで、高いパフォーマンスを必要とするユーザー向けに設計されています

。8つのコアと16のスレッドを持つRyzen 7は、複数の重いタスクを同時に処理する能力を持っています。

このRyzen 7は、ゲームや動画編集、プロフェッショナルなコンテンツ作成など、高いパフォーマンスを必要とする作業をスムーズにこなす力を持っています。

そのため、高性能なパソコンを求める方、特にゲームやクリエイティブ作業に興味のある方にとっては、Ryzen 7は魅力的な選択肢と言えるでしょう。

画像参照:AMD公式HPより

Ryzen 5

AMDのRyzen 5シリーズは、中級から上級のコンピューティングニーズに対応したCPUです。

このシリーズのプロセッサは、ゲームプレイのパフォーマンスを重視し、同時に日常的なコンピューティングタスクでも高いパフォーマンスを提供します。

これは、コアとスレッドの数が比較的多いことにより、複数のアプリケーションを同時に実行する能力が高まっているためです。

Ryzen 5シリーズは、コストパフォーマンスに優れているため、予算内でパフォーマンスを最大限に引き出したい方に最適な選択肢です。

特に、グラフィックデザインやビデオ編集、そしてゲームにおいても、このシリーズは良好なパフォーマンスを提供します。

画像参照:AMD公式HPより

Ryzen 3

AMDのRyzen 3シリーズは、エントリーレベルのパソコンユーザー向けに設計されたCPUです。

このシリーズのプロセッサは、日常的なコンピューティングタスク(ウェブブラウジング、ドキュメント作成、メール、ライトゲームなど)に対する高いパフォーマンスを提供します。

Ryzen 3シリーズは、予算が限られている方や基本的なパソコン作業を主に行う方にとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢となっています。

しかし、より重いコンピューティングタスク(例えば、高解像度のビデオ編集や高性能ゲーム)を行う必要がある場合は、より高性能なRyzen 5、Ryzen 7、あるいはRyzen 9シリーズを検討することをお勧めします。

画像参照:AMD公式HPより

intel(インテル)

intel(インテル)の歴史とマイクロプロセッサのパイオニアから現代のテクノロジー巨人へ

インテル(Intel Corporation)は、1968年にロバート・ノイスとゴードン・ムーアによって設立されたアメリカの半導体メーカーで、世界的に有名なマイクロプロセッサ(CPU)の製造企業です。

インテルの歴史は、マイクロプロセッサの歴史と密接に結びついています。同社が最初に製造したマイクロプロセッサは4004で、1971年にリリースされました。

この4004は、4ビットマイクロプロセッサとしては初めての商用製品であり、一つのチップにCPU全体を集積化したもので、コンピュータの小型化に大きく寄与しました。

その後、インテルは8008、8080、8086、そして8088といった一連の革新的なプロセッサを開発し、パーソナルコンピュータ(PC)の普及に大いに貢献しました。

特に8088は、IBMが1981年に発売した初代IBM PCのCPUとして採用され、その後のPCの標準アーキテクチャ、いわゆる「IBM PC互換機」の基礎を築きました。

また、インテルは1993年にPentiumという名前の新しいマイクロプロセッサを発表しています。

このPentiumは、パフォーマンスの高さと信頼性で評価され、一般のPCユーザーだけでなく、ビジネスや教育の分野でも広く採用されました。その後も、Pentium Pro、Pentium II、Pentium III、Pentium 4といった後継のPentiumシリーズを発売し、市場でのリーダーシップを保ち続けました。

2000年代に入ると、インテルはCoreシリーズのCPUを発表しました。

特に、2006年に発売されたCore 2 Duoは、高いパフォーマンスと低消費電力を両立したことで、大きな成功を収めました。

その後も、Core iシリーズ(Core i3、i5、i7、i9)といった新世代のプロセッサを開発し、パソコンだけでなく、サーバーやモバイルデバイスなど、幅広い分野でその製品が使われています。

ちなみにインテルの名前にも歴史があって、当初の会社名はNM Electronics(NoyceとMooreの頭文字)でしたが、後にIntegrated Electronics(集積電子回路)を意味する「Intel」に改名しました。

風子

この名前を使用するための権利を、同名の会社であるIntelcoから買い取ったというエピソードもあるんだよ。

intel(インテル)のラインアップ

Xeon

Xeon(ジーオン)は、インテルのワークステーションやサーバー向けCPUブランドです。Core i3やCore i5、Core i7などの一般向けCPUよりも高性能で、高負荷な作業に適しています。

Xeonは、マルチスレッド性能に優れているのが特徴です。そのため、動画編集やゲーム開発などのマルチスレッド処理が必要な作業に適しています。また、Xeonはメモリやストレージなどの拡張性にも優れているため、用途に合わせてシステムを構築することができます。

Xeonは、価格が高いというデメリットがありますが、その分性能と拡張性に優れているため、高負荷な作業を行うユーザーや、システムをカスタマイズしたいユーザーにおすすめです。

Xeonの特徴

  • 高性能
  • 高負荷な作業に適している
  • マルチスレッド性能に優れている
  • メモリやストレージなどの拡張性が高い
  • 価格が高い

Xeonは、高負荷な作業を行うユーザーや、システムをカスタマイズしたいユーザーにおすすめです。

画像参照:intel公式HPより

Core i9

インテルCore i9は、インテルのフラッグシップCPUです。Core i7やCore i5に比べて価格は最も高くなりますが、その分性能は最も優れています。

Core i9は、シングルスレッド性能とマルチスレッド性能の両方が優れているのが特徴です。そのため、ゲームや動画編集などの重い作業にも対応することができます。

また、Core i9は省電力性にも優れているため、バッテリー駆動時間の長いノートパソコンに搭載されることも多いです。

Core i9は、価格は高くなりますが、その分性能は最も優れています。そのため、ゲームや動画編集などの重い作業をする人や、ハイエンドなパソコンを探している人におすすめです。

Core i9の特徴

  • 価格は最も高め
  • 性能は最も優れている
  • シングルスレッド性能とマルチスレッド性能の両方が優れている
  • 省電力性が高い
  • ゲームや動画編集などの重い作業に適している

Core i9は、ハイエンドなパソコンを探している人や、ゲームや動画編集などの重い作業をする人におすすめです。

画像参照:intel公式HPより

Core i7

インテルCore i7は、インテルのハイエンドCPUです。Core i5やCore i3に比べて価格は高くなりますが、その分性能は優れています。

Core i7は、シングルスレッド性能とマルチスレッド性能の両方が優れているのが特徴です。そのため、ゲームや動画編集などの重い作業にも対応することができます。

また、Core i7は省電力性にも優れているため、バッテリー駆動時間の長いノートパソコンに搭載されることも多いです。

Core i7は、価格は高くなりますが、その分性能は優れています。そのため、ゲームや動画編集などの重い作業をする人や、ハイスペックなパソコンを探している人におすすめです。

Core i7の特徴

  • 価格は高め
  • 性能は優れている
  • シングルスレッド性能とマルチスレッド性能の両方が優れている
  • 省電力性が高い
  • ゲームや動画編集などの重い作業に適している

Core i7は、ハイスペックなパソコンを探している人や、ゲームや動画編集などの重い作業をする人におすすめです。

画像参照:intel公式HPより

Core i5

インテルのCore i5は、デスクトップPCやノートPCに搭載されているCPUです。Core i7やCore i9よりも価格は手頃ですが、十分な性能を備えています。そのため、ゲームや動画編集などの用途にも適しています。Core i5には、複数の種類があり、それぞれに異なる特徴があります。例えば、Core i5-12600Kは、6コア12スレッドのCPUで、ゲームや動画編集に適しています。Core i5-12500は、6コア10スレッドのCPUで、一般的な用途に適しています。Core i5は、価格と性能のバランスが良く、幅広い用途に適しているCPUです。

Core i5の特徴

  • 価格が手頃
  • 十分な性能
  • 幅広い用途に適している

Core i5は、ゲームや動画編集などの用途に適していますが、一般的な用途にも適しています。そのため、幅広いユーザーにおすすめのCPUです。

画像参照:intel公式HPより

Core i3

インテルCore i3は、インテルの第3世代Core iシリーズに属するCPUです。Core i5やCore i7に比べて価格が安価でありながら、基本的な性能は十分に備えているため、コストパフォーマンスに優れたCPUとして人気があります。

Core i3は、シングルスレッド性能とマルチスレッド性能のバランスが取れているのが特徴です。そのため、Web閲覧や文書作成などの軽い作業から、ゲームや動画編集などの重い作業まで、幅広い用途に使用することができます。

また、Core i3は省電力性にも優れているため、バッテリー駆動時間の長いノートパソコンに搭載されることも多いです。

Core i3は、価格と性能のバランスが取れたCPUであり、幅広い用途に使用できるため、初めてパソコンを購入する人や、コストパフォーマンスに優れたパソコンを探している人におすすめです。

Core i3の特徴

  • 価格が安価
  • 基本的な性能は十分
  • シングルスレッド性能とマルチスレッド性能のバランスが取れている
  • 省電力性が高い
  • 幅広い用途に使用できる

Core i3は、コストパフォーマンスに優れたCPUであり、幅広い用途に使用できるため、初めてパソコンを購入する人や、コストパフォーマンスに優れたパソコンを探している人におすすめです。

画像参照:intel公式HPより

Pentium・Celeron

インテルPentiumは、インテルのエントリーモデルCPUです。Core i3やCore i5、Core i7などのハイエンドCPUに比べて価格は安価ですが、基本的な性能は十分に備えています。

Pentiumは、シングルスレッド性能に優れているのが特徴です。そのため、Web閲覧や文書作成などの軽い作業に適しています。また、Pentiumは省電力性にも優れているため、バッテリー駆動時間の長いノートパソコンに搭載されることも多いです。

Pentiumは、価格と性能のバランスが取れたCPUであり、軽い作業に使用したい人や、コストパフォーマンスに優れたパソコンを探している人におすすめです。

Celeronは、インテルのエントリーモデルCPUです。Pentiumに比べて価格はさらに安価ですが、その分性能も低くなります。

Celeronは、シングルスレッド性能に優れているのが特徴です。そのため、Web閲覧や文書作成などの軽い作業に適しています。また、Celeronは省電力性にも優れているため、バッテリー駆動時間の長いノートパソコンに搭載されることも多いです。

Celeronは、価格と性能のバランスが取れたCPUであり、軽い作業に使用したい人や、コストパフォーマンスに優れたパソコンを探している人におすすめです。

画像参照:intel公式HPより

CPUを選ぶときに知っておきたいポイント

コア数とスレッド数

コア数

CPUのコアを、ある仕事をこなす担当者と考えてみましょう。1つのコアが1人の担当者であるとしたら、コア数はその担当者の人数になります。たとえば、4コアのCPUは、4人の担当者がいるオフィスのようなものです。そのため、4つの仕事を同時に進めることができます。

スレッド数

それぞれの担当者(コア)が、同時に複数のタスクをこなすことができると想像してみてください。これが「スレッド」です。ある担当者が一つのタスクを完了するのを待つ間に、別のタスクを進めることができます。これにより、全体の作業効率が向上します。

現代の多くのCPUには「ハイパースレッディング」または「同時マルチスレッディング(SMT)」という技術が使われています。これは、1人の担当者(コア)が2つのタスクを同時に進める能力を持つ、と考えることができます。

それゆえ、CPUを選ぶ際には、「何人の担当者(コア数)が必要か」、「その担当者が同時に何つの仕事(スレッド数)をこなすことができるか」を考慮することが重要です。ただし、すべての作業が複数の担当者に分割できるわけではないため、あなたが何をしたいのか、その作業がどの程度並列処理を活用できるのか、を考慮する必要があります。

CPUのグレードと世代について

AMD

AMDのRyzenシリーズのCPUモデル名は、「ブランド + ジェネレーション + グレード + 型番+サフィックス」の形式で表現されます。例えば「Ryzen 5 3600X」では、「Ryzen」がブランド、「5」がグレード、「3」がジェネレーション、「600」が型番、「X」がサフィックスです。

  • ブランド: AMDの主要なブランドは「Ryzen」です。
  • グレード: 「3」、「5」、「7」、「9」のような数字があり、数字が大きいほど高性能です。
  • ジェネレーション: CPUの世代は、モデル名の数字の2番目の位置で示されます。この数字が大きいほど新しい世代のCPUです。

インテル

インテルのCPUモデル名は通常、「ブランド + グレード + ジェネレーション + 型番+サフィックス」の形式で表現されます。例えば「Core i7-9700K」では、「Core」はブランド、「i7」はグレード、「9」はジェネレーション、「700」は型番、「K」はサフィックスを示します。

  • ブランド: インテルの主なブランドは「Core」、「Pentium」、「Celeron」です。一般的に、「Core」が最も高性能で、「Celeron」が最もエントリーレベルです。
  • グレード: 「i3」、「i5」、「i7」、「i9」のような数字があり、数字が大きいほど高性能です。
  • ジェネレーション: CPUの世代は、モデル名の最初の数字で示されます。この数字が大きいほど新しい世代のCPUです。
  • サフィックス:については次の項で解説します。

モデル名の末尾に付いた英字「サフィックス」

AMDのCPUでよく見るサフィックス

  • 表記なし: 標準的なモデルで、特別な機能はありません。
  • G: このCPUには、映像を表示するためのグラフィック機能(GPU)がついています。映画を見るためのテレビやモニターが組み込まれているようなものです。
  • X: 通常モデルよりもベースクロック(基本的な速度)が高いモデルです。より速く走ることができる車に例えられます。
  • XT: 「X」よりもブーストクロック(最高速度)が高いモデルです。さらにパワフルなエンジンを持つ車に例えられます。
  • H/HS: ノートPC向けの高性能モデルで、ゲームや動画編集などのグラフィックが重要な作業に対応します。こちらもスポーツカーに例えられます。
  • U: ノートPC向けの低電力モデルで、節電モードのようなものです。バッテリーを長持ちさせるために、CPUが少ない電力で動作します。
  • E: これはノートPC向けの超低電力モデルで、最もエネルギー効率の高いモデルです。バッテリーを最大限に節約したい場合に適しています。

インテルのCPUでよく見るサフィックス

  • 表記なし: 標準的なモデルです。これがデフォルトで、特別な機能はありません。
  • F: このCPUには、映像を表示するためのグラフィック機能(GPU)がありません。この場合、別にビデオカードが必要になります。例えば、映画を見るためにはテレビやモニターが別途必要ということです。
  • K: CPUの速度(クロック周波数)を自分で調節できる、つまり「オーバークロック」できることを意味します。より速く走らせることができる車に例えられます。
  • KF: 「K」と「F」の両方の特性を持ちます。つまり、グラフィック機能がなく、自分でCPUの速度を調節できます。
  • X/XE: これらはクリエイター向けのモデルで、通常よりも多くのコア(作業をこなす担当者)を持っています。これは多くの作業を同時にこなすことができる大きなオフィスに例えられます。
  • H: ノートPC向けの高性能モデルで、ゲームや動画編集などのグラフィックが重要な作業に対応します。スポーツカーのようなものです。
  • U: ノートPC向けの低電力モデルで、節電モードのようなものです。バッテリーを長持ちさせるために、CPUが少ない電力で動作します。

これらの情報を頭に入れておくと、自分のニーズに最適なCPUを選ぶのに役立つはずです。それぞれの文字が何を意味するか理解し、自分が何をしたいか(ゲーム、映像編集、ノートPCでの長時間使用など)に合わせて選ぶと良いでしょう。

マザーボードのCPUソケットとの互換性

CPUを選ぶ際には、マザーボードのCPUソケットとの互換性を確認することが重要です。CPUソケットは、CPUがマザーボードに物理的に接続される部分であり、その形状とピンの配置は、特定のCPUがマザーボードでサポートされるかどうかを決定します。以下にインテルとAMDの一部のソケットタイプと、それに対応するCPUを示します。

CPUメーカーソケット形状対応するCPUの一例
インテルLGA 1200Core i3, i5, i7, i9 (10th and 11th generation)
インテルLGA 1151Core i3, i5, i7, i9 (6th to 9th generation)
インテルLGA 2066Core X-series
AMDAM4Ryzen 3, 5, 7, 9 (1st to 3rd generation)
AMDTR4Threadripper (1st and 2nd generation)
AMDsTRX4Threadripper (3rd generation)

以上の表は一部の例であり、具体的なCPUモデルや世代については各メーカーの仕様を確認することを推奨します。また、マザーボードの製造元のウェブサイトには、各マザーボードの対応CPUのリストが通常は掲載されています。そのリストを確認することで、特定のCPUが特定のマザーボードと互換性があるかどうかを確認することができます。

TDP(Thermal Design Power)

CPUを選ぶ際に知っておきたい要素の1つにTDP(Thermal Design Power)があります。これは、CPUが発生する最大熱量を示す指標で、単位はワット(W)です。高いTDPを持つCPUは、一般的には高い性能を持つものの、それに伴い冷却の要求も高くなります。

TDPは、PCの冷却システムの設計や、CPUクーラーの選択に影響します。高TDPのCPUは強力な冷却システムを必要とし、低TDPのCPUはそれほど強力な冷却が必要ない可能性があります。

また、TDPは電力消費にも関連し、高いTDPのCPUは一般的に電力消費も高い傾向があります。

以下に、一部のインテルとAMDのCPUシリーズとそのTDPの一般的な範囲を示します。

CPUメーカーCPUシリーズTDP範囲(ワット)
インテルCore i3, i5, i7 (デスクトップ)約65-95W
インテルCore i9 (デスクトップ)約95-165W
インテルCore i5, i7 (モバイル)約15-45W
AMDRyzen 3, 5, 7 (デスクトップ)約65-105W
AMDRyzen 9 (デスクトップ)約105-165W
AMDRyzen 5, 7 (モバイル)約15-45W

これらの数値は一般的な範囲であり、具体的な数値はCPUモデルごとに異なります。

また、同じTDPでも、インテルとAMDのCPUで性能が異なる場合もありますので、その点も考慮してCPUを選択してください。

使用用途別CPUの選び方

それぞれの用途に適したノートPCの一般的な構成については以下の通りです。

ノートPCはデスクトップPCと比べてパーツのカスタマイズが難しいため、製品選びの際には以下のスペックを参考に、全体的なバランスとパフォーマンスを考慮してください。

用途CPUGPURAMStorage
ゲーミングノートPCインテル Core i7/i9-H シリーズまたはAMD Ryzen 7/9-HシリーズNVIDIA GeForce RTX シリーズまたはAMD Radeon RX シリーズ16GB 以上NVMe SSD
ビジネス用ノートPCインテル Core i5-U シリーズまたはAMD Ryzen 5-U シリーズ統合グラフィックス<br>またはエントリーレベルの専用GPU8GB 以上SSD (SATA or NVMe)
動画編集用ノートPCインテル Core i9-H シリーズまたはAMD Ryzen 9-H シリーズNVIDIA GeForce RTX シリーズまたはAMD Radeon RX シリーズ32GB 以上高容量 NVMe SSD
プライベート用ノートPC (ウェブ閲覧、動画視聴、文書作成など)インテル Core i3/i5-U シリーズまたはAMD Ryzen 3/5-U シリーズ統合グラフィックスまたはエントリーレベルの専用GPU8GB 以上SSD (SATA or NVMe)

これらの構成は一般的なガイドラインであり、具体的な要求や予算により変わる可能性があることをご理解ください。

また、ノートPCはパーツの交換が難しいため、購入時に必要なスペックを十分に考慮することが重要です。

まとめ|ノートパソコンCPU性能比較早見表

CPU名称PassMarkコアスレッドTDP
Ryzen 9 7945HX58786163255W
Core i9 13980HX48688243255W
Core i9 13900HX47379243255W
Ryzen 9 7845HX46791122455W
Core i9 13950HX44643243255W
Core i9 12950HX36058162455W
Core i9 12900HX35595162455W
Core i7 12800HX35079162455W
Core i9 13900H32439142045W
Core i7 13700H31350142045W
Core i9 12900HK30213142045W
Core i9 12900H29767142045W
Core i7 12800H28816142045W
Core i7 12700H27411142045W
Apple M2 Pro(12コア)26435121245W
Apple M2 Max26177121245W
Core i5 13500H25096121645W
Core i7 1370P25032142028W
Ryzen 9 6900HX2463681645W
Core i7 12650H24600101645W
Ryzen 7 7735HS2451781654W
Ryzen 9 6900HS2434081635W
Ryzen 7 6800HS2418981635W
Ryzen 9 5980HX2358481645W
Ryzen 9 5900HX2352281645W
Ryzen 7 6800H2351881645W
Core i9 11980HK2347381645W
Core i5 12500H22629121645W
Ryzen 9 5900HS2252881635W
Ryzen 9 5980HS2249981635W
Apple M1 Pro22371101030W
Core i9 11900H2228281645W
Apple M1 Max22152101030W
Ryzen 7 5800H2200281645W
Apple M2 Pro(10コア)21976101045W
Core i7 11850H2164281645W
Core i7 11800H2156981645W
Ryzen 7 7735U2106481628W
Core i5 1340P21030121628W
Ryzen 7 PRO 6850U2100281615W
Ryzen 7 6800U2094081615W
Ryzen 7 5800HS2089581635W
Core i7 1360P20813121628W
Core i7 1280P20442142028W
Ryzen 9 4900HS1957581635W
Ryzen 9 4900H1928981645W
Ryzen 7 4800H1915581645W
Ryzen 7 7730U1903481615W
Ryzen 7 4800HS1894581635W
Ryzen 7 5800U1886081615W
Ryzen 5 6600H1877061245W
Ryzen 7 5825U1871481615W
Ryzen 5 7535U1864561228W
Core i5 12450H1862281245W
Core i7 1270P18615121628W
Core i5 1250P18117121628W
Core i5 1335U17697101215W
Ryzen 5 6600U1764561215W
Ryzen 5 5600H1743961245W
Core i5 1240P17374121628W
Apple M1 Pro 8コア173608830W
Core i7 1260P17297121628W
Ryzen 7 4800U1722081615W
Ryzen 5 PRO 6650U1714461215W
Ryzen 5 7530U1651961215W
Core i9 10980HK1657281645W
Ryzen 7 5700U1641881615W
Core i5 11400H1597561245W
Core i9 10885H1590981645W
Core i7 1355U15836101215W
Core i7 10875H1558581645W
Ryzen 7 PRO 4750U1555181615W
Core i7 10870H1537981645W
Ryzen 5 5600U1534361215W
Ryzen 5 5625U1526661215W
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