「Filmora(フィモーラ)を買って、自分の世界を表現したい。でも、自宅のデスクトップと持ち運び用のノートPC、両方で使えるのかな?」
そんな不安を感じて、購入ボタンを押せずにいるあなたへ。
私もかつて、あなたと同じように迷っていました。限られた予算の中で、失敗したくない。でも、場所を選ばずに創作に没頭したい。そんな切実な思いで、必死に情報を探したことを覚えています。
結論からお伝えしますね。
Filmoraの買い切りプラン(永続ライセンス)は、Wondershare公式サポートによると「時間をずらして、1ライセンスを2、3台のパソコンで使用することが可能」とされています。
ただし、一つだけ大切なルールがあります。それは「同時接続はできない」ということ。つまり、同じOS(MacならMac同士)の複数台に入れて、交互に使うことができるんです。
この記事では、公式サイトの規約だけでは見えてこない、実際にMacBook ProとMacBook Airの2台で運用している私の「生きた体験」をお話しします。
機能の話だけではなく、場所を選ばずに作れるようになったことで、私の創作活動がどう変わったのか。その空気感も含めて共有させてください。
【結論】Filmoraは複数台で使える|プラン別の違いを図解で理解
まずは、一番気になっているライセンスの仕組みについて、少し整理しておきましょう。
複雑に見えますが、実はとてもシンプルなんです。
買い切りプラン(永続ライセンス)の場合
一度購入すればずっと使える、お財布に優しいプランですよね。私もこちらを使っています。
重要なポイント:
- 同じOS内なら複数台にインストール可能(時間をずらして使用)
Wondershare公式サポートページによると、「1ライセンスを2、3台のパソコンで、時間をずらして使用することが可能」とされています(2026年1月時点)。
例えば、自宅のiMac、メインのMacBook Pro、サブのMacBook Air。これら全てにインストールして、交互に使うことができます。 - 同時接続は不可
ここがポイントです。1台目のPCでログインすると、2台目のPCでログインした瞬間に、1台目の接続は自動的に切れます。「1つのライセンス=1人の体」とイメージしてください。体は一つしかないので、同時に2ヶ所にはいられませんよね。「交互に使う」ことが前提です。 - MacとWindowsの行き来はできない
Mac版のライセンスでWindows版を使うことはできません(逆も同様)。OS混在環境の方はサブスクプランが必要です。
※ライセンス規約は変更される可能性があるため、購入前に公式サポートへの確認を推奨します。
参考:Wondershare公式サポート「ライセンスを購入したが、複数のパソコンで使用できますか」
サブスクリプションプランの場合
常に最新の機能を使いたい方向けのプランです。
- MacとWindowsの行き来が可能
「自宅はハイスペックなWindowsデスクトップでガッツリ編集、カフェではMacBookでおしゃれに作業」といった使い分けができます。 - 複数デバイスで柔軟に使える
OSの壁を超えて、自由に環境を選べるのが最大のメリットです。
プラン選択の判断基準
どちらを選べばいいか迷ったら、この表を参考にしてみてください。
| 項目 | 買い切りプラン(永続) | サブスクプラン |
|---|---|---|
| 価格 | 一度の支払いのみ(約8,980円〜) (※2026年1月時点) | 月額または年額課金 |
| 複数台インストール | ✅(同OS内なら何台でも) | ✅(Mac/Windows混在OK) |
| 同時接続 | ❌(1台ずつ利用) | ❌(1台ずつ利用) |
| 最新機能 | 購入時のバージョンまで | 常に最新版が使える |
| 向いている人 | 同じOS内で交互に使いたい人 | OS混在環境の人 / 常に最新機能が欲しい人 |
参考記事

私の実例|MacBook ProとMacBook Airで使う、場所に縛られない制作スタイル
ここからは、少し私的なお話をさせてください。
機能として「使える」ということと、実際に生活の中で「使いこなす」ことは、全く別の体験だと思うんです。
なぜ複数台で使える環境を選んだのか
以前の私は、「家に帰らないと編集ができない」という見えない鎖に繋がれていました。外出先でふと素晴らしいアイデアが浮かんでも、「忘れないようにメモする」ことしかできない。
家に帰る頃には、あの時の情熱が少し冷めてしまっている……そんな経験、あなたにもありませんか?
Filmoraを複数台に入れてからは、そんなプレッシャーから解放されました。「今やりたい」と思ったその瞬間に、カフェでも電車の中でもPCを開ける。
この自由が、私の創作のリズム、呼吸のようなものを整えてくれた気がします。
自宅はMacBook Pro、外出先はMacBook Air
私の使い分けはこんな感じです。
- 自宅:MacBook Pro
じっくり腰を据えて、複雑なエフェクト調整や色味のこだわりを追求する場所。 - 外出先:MacBook Air
軽くて薄いこの相棒と一緒に、どこへでも。カット編集やテロップ入れなど、リズムよく進める作業に向いています。
特に幸せを感じるのが、お盆やお正月の帰省時です。実家のリビング、こたつに入りながら、隣には飼い猫が丸まって寝ている。その温もりを感じながら、MacBook Airで自分の世界観を紡いでいく時間。
「実家で猫と一緒に作業できるのは最高です」
本当に、これに尽きると思うんです。張り詰めたスタジオではなく、一番安心できる場所で作るからこそ、作品に優しい空気が宿るのかもしれません。
場所が変わると、インスピレーションも変わる
ずっと同じ机に向かっていると、アイデアも凝り固まってしまいますよね。
でも、場所を変えると不思議と視点が変わります。
カフェのざわめき、新幹線の流れる車窓、旅先の静寂。
そういった環境の音が、無意識のうちに編集のリズムや間の取り方に影響を与えている気がします。
根を詰めて作るより、リラックスして作ったものの方が、後で見返した時に「いい表情」をしていることが多いんです。
複数台で使うための実践的なセットアップ方法
では、実際にどうやって運用するのか。
私が痛い目を見て学んだ「失敗談」も含めて、具体的なコツを共有しますね。ここが一番大切です。
ライセンス認証の手順
難しいことは何もありません。
- 1台目のPCにFilmoraをインストールし、Wondershare IDでログインします。
- 2台目のPCにもFilmoraをインストールし、同じIDでログインします。
これだけです。もし1台目が起動したままでも、2台目でログインした瞬間に「他のデバイスでログインされました」といった通知が出て、1台目の接続が切れる仕組みになっています。
面倒な手続きなしで、スムーズに行き来できますよ。
複数台運用で最も重要なこと|データ保存先の統一
ソフトは複数台で動かせますが、肝心の「動画素材」や「プロジェクトファイル」はどうするか。
これが最大の問題です。
私が陥った罠:ハブ経由の激遅書き出し
私は最初、MacBookの容量を圧迫したくなくて、外付けSSDに素材を入れて作業していました。
MacBook AirにはUSBポートが少ないので、USBハブを経由してSSDを繋いでいたんです。
編集作業自体はサクサク動いていました。「なんだ、いけるじゃん」と思っていたのですが……最後の最後、動画をMP4に書き出す段階で地獄を見ました。
「書き出しが終わらない……」
高性能なSSDを使っていたにも関わらず、間に挟んだハブの通信速度がボトルネックになっていたんです。
作業中は気づかないのに、書き出し時にとてつもない時間がかかる。これには本当に参りました。
複数台運用の最適解:Type-C SSD直刺し
この失敗から学んだ、現状の最適解はこれです。
「高速なType-C SSDを、PC本体に直刺しして運用する」
速度のイメージはこんな感じです。
Mac本体保存 > Type-C SSD直刺し >>> ハブ経由(激遅の壁)
複数台で使う以上、PC本体にデータを保存するのは現実的ではありません(データの移動が大変すぎます)。なので、編集データ一式を入れたSSDを、そのまま別のPCに挿し替えるスタイルが一番シンプルで速いです。
データ参照元が変わると、素材が消える問題
もう一つ大事な理由があります。Filmoraは「あのフォルダの、あの画像を使っているよ」という場所(パス)を記憶しています。
もしデータをバラバラに管理していると、PCを変えた途端に「素材が見つかりません」というエラーが出て、画面が真っ赤になります。
これを一つ一つ指定し直す作業は……本当に心が折れます。
だからこそ、「プロジェクトファイルも素材も、全て一つの外付けSSDに入れて、それを持ち歩く」。これが、複数台運用の鉄則です。
■ 私が使っているおすすめSSD
私が現在愛用しているのは、SanDiskのこちらのモデルです。これを使い始めてから、ハブ経由のストレスとは無縁になりました。
複数台で使えないケース・注意点(トラブル回避)
購入後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、注意点も正直にお伝えしておきます。
同時接続はできない
先ほどもお伝えしましたが、「2台のPCで同時に編集作業をする」ことはできません。
例えば、「自分はMacBook Proで作業して、その横で友人にMacBook Airで別の作業をしてもらう」ということは不可能です。
あくまで「一人のユーザーが場所を変えて作業する」ための仕組みだと思ってください。
MacとWindowsを行き来したい場合は買い切りNG
もしあなたが「自宅は自作のWindows PC、外ではMacBook」という環境なら、残念ながら買い切りプランは適していません。
その場合は、OSを問わずに使える「サブスクリプションプラン」を選んでください。
家族でシェアはできる?
ライセンス規約上、原則として「個人使用」が前提となっています。
ご家族でそれぞれ作品を作りたい場合は、個別にライセンスを購入されることを強くおすすめします。
Filmora × 複数台 × 生成AIという、現代の創作フロー
最近、私は「Midjourney」などで生成したAI素材を使って映像を作ることが多いのですが、このフローと複数台運用の相性が抜群に良いんです。
素材が揃った瞬間に、その場で編集開始できる自由
AIでの素材生成はブラウザ上で完結しますよね。カフェでコーヒーを飲みながらスマホやMacBook Airでプロンプトを打ち込み、良い画像ができたら、その場ですぐにSSDに保存。そしてFilmoraを開いて、動きをつけていく。
「家に帰ってからやろう」ではなく、「熱量が一番高いその瞬間」に形にし始められる。これが、作品のクオリティ、何より作っていての楽しさに直結していると感じます。
作例紹介|JAPANESE SHAMISEN PHONK
例えば、AIで生成した画像に、Filmoraで命を吹き込んだ作品があります。
この世界観は、様々な環境を渡り歩き生まれました。
常にリラックスした環境だからこそ出せた、味があると思います。
他の編集ソフトと比較して、Filmoraの複数台運用が優れている理由
世の中には素晴らしい編集ソフトがたくさんありますが、なぜ私がFilmoraを選び続けているのか。
Adobe Premiere Proとの比較
業界標準の素晴らしいソフトですが、サブスクリプション(月額制)が必須で、毎月のコストが気になります。また、複数台でのライセンス管理が少し厳格で複雑な印象があります。
Filmoraの「買い切りで、自分のPCなら自由に入れていいよ」というシンプルさは、個人のクリエイターにとって大きな安心感です。
Final Cut Proとの比較
Macユーザーなら一度は憧れますよね。非常に高機能ですが、今までは買い切りだったものが、iPad版などを皮切りにサブスクリプション制への移行が進んでいます。
プロを目指すなら避けては通れない道かもしれませんが、操作を覚えるための学習コスト(時間)もそれなりに必要です。「操作を覚える時間」よりも「作品を作る時間」を優先したい私にとっては、Filmoraの直感性が合っていました。
DaVinci Resolveとの比較
無料版でも驚くほど高機能で、複数台でも使えます。ただ、機能が多すぎて「どのボタンを押せばいいの?」と迷子になりがちです。
色調整などは最高ですが、サクッと形にしたい時には少し重厚すぎるかもしれません。
「今すぐ作りたい」を叶える、Filmoraの哲学
結局のところ、私がFilmoraを好きな理由はこれです。
「技術の勉強」ではなく「表現」に時間を使わせてくれるから。プロの編集マンになりたいわけじゃなく、自分の頭の中にある世界を具現化したいアーティストにとって、このツールは最高の相棒だと思うんです。
購入前によくある質問(FAQ)
まとめ:場所に縛られず、あなたの世界を紡ぐために
長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。
Filmoraは、買い切りプランでも同じOS内なら複数台で使えます。ただし、快適に運用するためには「Type-C SSD直刺し」と「データ保存先の統一」が鍵になります。
でも、本当に伝えたかったのは機能の話ではありません。
お気に入りのカフェで、移動中の車内で、あるいは実家の猫の隣で。あなたが「作りたい」と思ったその場所が、そのままあなたのスタジオになる。その自由が、きっとあなたの作品に新しい色を加えてくれるはずです。
もしあなたが私と同じように、限られた時間の中で、でも妥協せずに自分の世界観を表現したいと願うなら、Filmoraは間違いなく頼もしい相棒になってくれますよ。
