あなたも今、画面の前で迷っていませんか?
「自分には、どっちが合っているんだろう」
予算は限られている。でも、妥協はしたくない。一度きりの支払いで済ませたいけれど、後で後悔するのも嫌だ……。その気持ち、痛いほどよく分かります。私も1年前、まったく同じ場所で、クレジットカードを握りしめたまま悩み続けていましたから。
結論から言うと、私は「買い切り版」を選びました。でも、正直にお話しすると、使っているうちに「ああ、ここはサブスクにしておけば良かったかも」と心が揺れた瞬間も、一度や二度ではありません。
今日は、機能の一覧表を見るだけでは分からない、1年間使い倒したからこそ見えてきた「本当のところ」を、あなたと共有したいと思います。
Filmoraの買い切りとサブスク、何が違うのか——公式には書いていない「体感」の話
公式サイトの比較表を見ると、なんとなく「買い切りの方がお得そう」に見えますよね。一度払えば終わり、というのは精神的にもすごく楽です。
でも、実際に制作の現場で使ってみると、そこにはカタログスペックには載っていない「温度差」がありました。
価格だけじゃない。「使える機能」の違いを知っていますか?
私が一番衝撃を受けたのは、これです。「買い切り版を買ったからといって、すべての機能が使えるわけではない」という現実。
もちろん、基本的な編集は何も問題ありません。カットも、BGMの挿入も、テロップもスムーズです。でも、Filmoraを使っていると、ふとした瞬間に魅力的な機能に出会うんです。「あ、このエフェクト使いたいな」「このAI機能、便利そうだな」と思ってクリックすると……。
「この機能を使用するには、サブスク契約が必要です」
そんな現実に出くわすことがあるんです。
すべての機能が解放されている「完全版の買い切りプラン」というものは存在しません。買い切り版で使えるのは、あくまで「買い切り枠」として定められた機能たちだけ。
もちろん、それでも十分すぎるほど高機能なのですが、「あともう一歩、クオリティを上げたい」と思った時に、見えない壁にぶつかる感覚がありました。
ビジネスとして非常にうまいな、と感心しつつも、クリエイターとしては少し歯がゆい。それが正直な感想です。
バージョンアップの「想定外コスト」について
もう一つ、想定外だったのがバージョンアップの費用です。Filmoraは進化がとても速いソフトです。どんどん新しい機能が追加され、使い勝手が良くなっていきます。
例えば、バージョン14.1や14.2といった「マイナーアップデート」は無料です。これは嬉しいですよね。でも、バージョン14から15へと数字が大きく変わる「メジャーアップデート」の時、買い切り版ユーザーはどうなると思いますか?
私の時は、約4,000円ほどのアップデート費用がかかりました。
もちろん、古いバージョンのままで使い続けることもできます。でも、新しいAI機能や便利なツールが目の前にあると、どうしても使いたくなってしまうのがクリエイターの性(さが)というもの。結局、最新の状態を保とうとすると、数年に一度はコストが発生するんです。
「これなら、最初からサブスクリプション(年間プラン)にしておけば、常に最新版が使えて、トータルではお得だったのかもしれない……」
ふと、そんな計算が頭をよぎったこともありました。
私が買い切りを選んだ理由と、1年使って感じた「正解と後悔」
ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、それでも私は「買い切りを選んで正解だった」と感じています。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、そこには私の制作スタイルと、あの時の「切実な事情」が関係しています。
あの日、私が買い切りを選んだ決め手
1年前の私は、とにかく不安でした。「本当に自分に動画なんて作れるのか?」「高いソフトを買って、挫折したらどうしよう」。
そんな中でFilmoraの買い切り版を選んだ最大の理由は、「一万円しないで購入できる!という安さ」でした。他のプロ向けソフトと比べると、驚くほど手頃だったんです。「もし失敗しても、この金額ならダメージは少ない」。その安心感が、最初の一歩を踏み出す勇気をくれました。
そしてもう一つ、どうしても譲れなかった機能がありました。
それが「オーディオスペクトラム」です。
音楽に合わせて波形が動く、あれです。他のソフトをいろいろ調べたのですが、標準機能で簡単に使えるのかどうかが、よく分からなかったんです。
でもFilmoraだけは、「確実に、しかも簡単にオーディオスペクトラムが作れる」ということが調査で分かりました。音楽動画を作りたい私にとって、これだけで購入する価値があったんです。
使い始めて分かった、予想以上に良かったこと
実際に使い始めてみると、その直感的な操作性に驚かされました。私は以前、Final Cut Proを持っていたのですが、正直に言うと、今はもうFilmoraしか使っていません。
勉強がいらないんです。「ここを切りたいな」と思ったらハサミのマークがある。「音をフェードアウトさせたいな」と思ったら、それらしいつまみがある。説明書を読まなくても、画面を見ればやりたいことができる。
特に音楽動画(BGM動画)を作るなら、Filmoraは最高の相棒だと思います。最近はAI機能も充実していて、面倒な作業をポチッとするだけで終わらせてくれます。Vlogや解説動画を作りたい人にとっても、この「手間の少なさ」は大きな武器になるはずです。
公式のYouTubeチャンネルもすごく親切で、「AIでバズる動画の作り方」なんていう情報を惜しみなくシェアしてくれています。こういうユーザーに寄り添う姿勢も、私がFilmoraを好きな理由のひとつです。
正直に言うと「ちょっと歯がゆかった」こと
ただ、先ほどもお話ししたように、「全機能を使いたい」という欲が出た時は葛藤します。
買い切り版の機能だけでも、ギリギリ使用には耐えられます。作品として完成させることはできます。でも、「もっとヌルっと動かしたい」「あの有料エフェクトがあれば、世界観がもっと深まるのに」……そう思った時に、サブスクリプション版の自由さが眩しく見えることも事実です。
「何が何でもクオリティを上げたい」「収益化を目指して本気でやりたい」という熱量が高まれば高まるほど、サブスクの方がストレスなく制作に没頭できるのかもしれません。
あなたに合うのはどっち? 買い切りとサブスクの「選び方」
私の体験を踏まえて、もし今、友人に相談されたらこう答えるだろうな、という基準をまとめてみました。
買い切りプランが心地よい人
- 費用を徹底的に抑えたい人: まずは低リスクで始めたいなら、これ一択です。
- 工夫することが好きな人: 限られた機能の中で、どう表現するかを考えるのが楽しいと感じるタイプの方。
- 時間に余裕がある人: 自動化機能にお金をかけるより、自分の手で時間をかけて作り込みたい方。
サブスクプランが自由をくれる人
- 時間を何よりも大切にしたい人: 便利なAI機能やエフェクトをフル活用して、制作時間を短縮したいなら絶対にこっちです。
- 手間なく高クオリティを目指す人: 難しい技術を覚えるより、ツールに頼って「いい感じ」の動画を量産したい方。
「途中で変更」はできる? プラン選択の柔軟性
もちろん、最初は買い切りで始めて、必要になったらサブスクに切り替えることも可能です。でも、もし最初から「本気で動画投稿を続けるぞ」と決めているなら、迷わずサブスクを選んでしまった方が、結果的に遠回りしなくて済むかもしれません。
Filmora × AI素材で広がる、あなただけの表現世界
最後に、私がFilmoraを使っていて一番ワクワクする瞬間についてお話しさせてください。
それは、AIで作った一枚の画像に「命」が吹き込まれる瞬間です。
Midjourneyで生まれた素材が、Filmoraで動き出す瞬間
私は普段、Midjourneyなどの生成AIを使って画像素材を作っています。それだけでも美しいのですが、それをFilmoraに取り込んで、エフェクトをかけ、音楽を乗せた瞬間、世界が一気に広がるんです。
静止画だったキャラクターが、風に吹かれたように揺れる。背景のネオンが明滅する。そして、そこに自分の好きな音楽が重なる。
例えば、こんな表現ができます。
[YouTube動画: JAPANESE SHAMISEN PHONK の作例]
「こんな世界観、自分にも作れるのかな?」
そう思うかもしれません。でも、作れるんです。Filmoraの直感的な操作と、現代のAI技術があれば、専門的な知識がなくても、あなたの頭の中にあるイメージを具現化することができます。
AI時代の創作フロー——直感と速度が、表現を加速させる
昔なら何日もかかっていた作業が、今は数時間、あるいは数分で終わります。その浮いた時間で、私たちはもっと「どんな世界を作りたいか」という本質的な部分に向き合うことができる。
Filmoraは、そんな新しい時代の創作にぴったりのツールだと思うんです。
最後に。迷っているあなたへ、ひとつだけ伝えたいこと
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
買い切りか、サブスクか。お金の問題はもちろん大切ですが、一番大切なのは「あなたが心地よく創作を続けられるかどうか」です。
私が高機能なFinal Cut Proを使わなくなってしまったのは、機能が劣っていたからではありません。
Filmoraの方が、今の私にとって「心地よかった」からです。立ち上げるのが億劫にならない。思いついた時にサッと形にできる。その軽やかさが、私には必要でした。
どちらのプランを選んだとしても、失敗なんてありません。もし合わなければ、その時にまた考えればいい。それよりも、「自分の作品が世に出る」というワクワクを、1日でも早く味わってほしいなと思います。
あなたのパソコンの画面上で、新しい世界が動き出すのを、心から応援しています。
もし、私と同じように「直感」と「世界観」を大切にしたいなら。
Filmoraは、きっとあなたの良き相棒になってくれるはずです。
